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2006年12月 アーカイブ

2006年12月01日

服部栄養専門学校の学園祭

津貴子先生とのご縁で、ここ5~6年欠かさず、服部栄養専門学校の学園祭に行っています。さすが食育の本拠地だけあって、いたるところに食育関連の情報があふれているのですよ。

企業の皆さんが参加する「食育クラブ」の展示スペースを探索。
わがラボではお馴染みの海の深層水「天海の水」や、「天海のにがり」も展示されていました。赤穂化成も食育クラブの一員なのです。
新ラベルになったばかりの100ccのボトルがサンプリングされていたので、しっかりいただいて来ました。


これは子供用の食育の教育玩具。アンパンマンと一緒に食を学ぶというもの。教材の絵をTVディスプレイに映せたり、テーブルに絵や文字を書くと、同じようにディスプレイに映ったり。技術的には私など付いていけませんが、アンパンマンと遊んでいるつもりの子供に、しっかり食の知識が刷り込まれていくというのは、楽しくてよさそう。
子供たちはアンパンマン好きだものね。
アンパンマンが書いてあるだけで、高野豆腐(みすずコーポレーション)だって喜んで食べちゃうんだから、アンパンマンは偉い。

私は、この食育クラブの展示場で念願のものを手に入れました。
それは包丁! しかもプロの料理人の必須アイテム、堺刀司(さかいとうじ)の包丁。堺刀司の会社も食育クラブの一員なのですねェ。
堺刀司は文化2年(1809年)創業の老舗中の老舗。錚々たる料理人たちがここの包丁を愛用しているのです。
何事もまず、いい道具からってことで、同社の篠田社長に、選んでいただきました。


オールステンレスの一体型。これはO-157が世間を騒がしたときに、堺刀司が発明した画期的なもの。今では、いろんなところが出してきていますが、ここが本家だそうです。
ろくに包丁を研げない私にはこれがいいということで・・・・・・。
それでも、1万円也。
切れ味は抜群です。今まで私が使っていた包丁は何だったの? と思えるくらい良く切れます。キャベツのせん切りなどは、この包丁で切ったらとてもおいしかった。トマトも。
気のせいではありません。
いい道具を使うと、料理ももっと楽しくなってきます。

2006年12月13日

にがりが目にいい!?

面白い情報をゲットしました!
宮崎県に住む78歳の男性からです。

清潔な洗面器ににがりを加えた水を入れ、それを手ですくって目をパシャパシャと洗っているのだそうです。そうすると、白内障でかすんでいた目が良く見えるようになったとの事。
そして視力が落ちて来たと言うお孫さん(14歳)のにも試してみるように進めてみたところ、わずかに視力が回復したそうです。

「にがり水で目を洗うなんて事、よく思いつきましたね。」と伺ったら、以前、新聞の投書欄ににがりで白内障が良くなったと言う記事が掲載されていたので試してみた、と話てくださいました。

これは、一般の方の体験コメントなので、科学的に実証されたわけではありません。何がどのように効くのか詳細は不明です。
あしからず。
でも、驚きました。私はまだ白内障には少し早い世代ですが、人間の身体にミネラルは必要なんだなと、再確認した次第。そう言えば、海の水はアトピーなどの皮膚疾患に効くとか、海洋深層水から出来た化粧品は保湿性に優れているとか、肌への効果は認識されているので、目にもいいものかも知れませんね。
すべて、ミネラルの効果でしょう。もう少し「目」についても調べてみる必要がありそうですね。

2006年12月14日

サーバー移転に伴い、約10日間ブログがストップしてしまいました。

大変、ご迷惑をお掛けいたしました。

さて、寺津小・中学校の続きです。
寺津中学校は、1学年3クラスくらいの規模の学校。小・中一貫教育を提唱している学校ですから、ほとんどが寺津小学校からそのまま寺津中学校に進学しています。
現在、寺津中学校には栄養教諭が1名おられます。女性の先生で、ここではE先生と呼ばせていただきます。

校長先生はじめ、先生たちは元気のない生徒がいたりすると、必ずE先生のところにいくそうです。
「○○が、最近元気がないんだけど・・・・・・。」
すると、E先生は、
「あの子の家は、じいちゃんが今、病気で寝てるから、家の中がちょっと大変なんです。」
なんて答が返ってくるそう。

そうなんです。E先生は、生徒全員の家庭のことまですべて熟知しておられるのだとか。
これも、E先生が、寺津小・中学校が食育のモデル校に指定された当初から、学校といっしょに食育に携わったということ、さらに、小・中一貫教育を実践しているということが合致してできる好例なのではないのかしら?
もちろん、E先生のお人柄があってのことなのは言うまでもありません。

食育のシンポジウムでは、参加者からE先生への質問もありました。
「E先生は、子供の嫌いなものばかり出されるそうですが、それでも、残菜がすくないそうですね。うちも早くそうなりたいのですが。」
会場が穏やかな笑い声で満たされている中を、E先生がマイクの前に立たれました。
「私は、子供が嫌いなものを出しているわけではありませんよ。」ここでまた、笑い声。
「子供の健康にいいものばかりを出しているのです。健康にいいものは、だいたい子供は嫌いなんです。例えば、切り干し大根はとても体にいいけれど、大体残りますよね。でも、寺津の子供たちは、自分たちで作る給食のメニューにも切り干し大根を入れるほどになっています。昨日の給食がそうでした。昨日も残菜はゼロでした。」
いかに、子供たちが食に通じているか、わかりますよね。

講演が終わって、体育館の外に出たら、
「こんにちは!」
という大きな声が聞こえてきたので、ビックリ!
声の方向を見ると、ジャージーを着た女生徒3人が大きな笑顔でこっちに向かって挨拶してくれていました。
「こんにちは。」
久しぶりに見た、満顔の笑み。屈託がなくて、かわいかったー。


※寺津小・中学校の食育の本が出版されました。本の写真を、当「食育ラボ」服部先生の食育活動のページで紹介しています。

2006年12月25日

メリークリスマス!

クリスチャンではないけれど、クリスマスはワクワクするものです。
日本では、カップルの日になってしまっているのが少し残念だけど・・・・・・。

私は、今夜は家でしゃぶしゃぶ! 
特に意味はありません。日本人だから、いいでしょ!
でも、いつもより、少しいいお肉を奮発しましたよ。
ワインは、カリフォルニアのジンファンデル。これも特に意味はないのですが、最近一番のお気に入りがジンファンデルなので。今宵もこれにしました。

ところで、クリスマスのお料理といえば、日本ではチキンというイメージがあるけど、海外ではどうなのでしょうか?
イギリス人の友人に、英国の一般的な家庭のクリスマスメニューをインタビューしました。

メインは、「ローストターキー」。中には、パンやハーブを詰めるのだとか。
ターキーの添え物には、小さいソーセージかベーコンやサラミ。それに、芽キャベツや人参、ブロッコリー、パースニップという根菜など野菜をたっぷりそえます。
ソースは、グレービーソース、クランベリーソース、アップルソース、チーズソースなどを用意して、お好みでかけるのだそうです。
そして、デザートは「クリスマス・プディング」か「ユール・ログ」か「トリフル」。
「クリスマス・プディング」には、ドライフルーツをたっぷり入れて焼き、丸い山形に仕上げます。これにブランデーをかけて、皆の前で火をつけるのだとか。パーッと燃えてきれいだそうですよ。家によっては、プリンの中にコインを入れておくそうです。そう、コインの入ったプディングを取った人はラッキーなんだって。
「ユール・ログ」は、フランス式に言うと「ブッシュ・ド・ノエル」。そう、あの木の切り株のケーキです。
「トリフル」は、大きいガラスのボールに下から、フルーツ入りゼリー、スポンジケーキ、クリーム、カスタードクリーム、を断層のようにつめて、上にホイップクリームやチョコレートクリームで飾りつけ。
おいしそうでしょ!

デザートの後は、チーズとクラッカー!
よく食べますねー。

これらをいただくのは、25日の昼です。
イギリスでは、25日の昼間、家族と一緒にクリスマスを祝い、26日(ボクシングデイ)に、両親や兄弟を訪ねて一緒にクリスマスを祝います。
ちなみに24日の夜は教会に行く日だそう。

今、24日、夜9時。
日本の渋谷や六本木では、聖夜などどこ吹く風の賑やかさなのでしょうね。

2006年12月30日

世の中知らないことばかり

今年もそろそろ終わりです。
サーバーの移転等でご迷惑をおかけいたしましたが、毎回読んでくださっている皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

では、今日の話題へ。
まずは質問です。天ぷらやさんに行くと、おいしそうな海老やきすや野菜の横におろし生姜を天辺に乗せた大根おろしが必ず付いていますが、あれ、なんという名前かご存知ですか?

答え、富士おろし! 
大根おろしの上におろし生姜を乗せて、一緒に汁を絞りながら富士山の形にします。山の形でなければ、ただのおろし。これからは美しい富士おろしに挑戦してみましょう。片手でやってくださいね。

では、次の質問。
沢(小川)に枯葉が溜まった様子を表現したお料理があります。それは何でしょう?

答え、沢煮椀!
細く切った大根、人参、しいたけなどの具を水辺の葉っぱに見立てているんですね。わずかに緑の絹さやや、わけぎ、この時期は三つ葉などを混ぜるとさらに自然のイメージに近づきます。澄んだ沢の岸辺に溜まった色とりどりの葉っぱを思い浮かべてお料理をすると、楽しくなってきます。この話を聞いて、沢煮椀は私の大好きなお料理になりました。
蓮根と山芋をおろして作った団子を入れてもおいしいですよ。

実は、この二つのことは、先日服部栄養専門学校で行われた、アジア各国の大使や公使夫人の日本料理講習会で、講師の先生が話していらしたことなのです。
メニューは、刺身、天ぷら、巻き寿司、沢煮椀と、基本的なものばかりだったけど、知らないことが多いのに我ながらビックリ。
そして、名前の由来や、背景などを知るとお料理への興味がさらに増すことも、改めて実感した次第。子供たちもきっと、こんな話しをしてあげると喜ぶのでは? お料理に興味を持ってくれると思いますよ。
そのためには、大人ががさらに面白くならなければだめですね。

皆様、来年もよろしくお願いします。