今年もそろそろ終わりです。
サーバーの移転等でご迷惑をおかけいたしましたが、毎回読んでくださっている皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
では、今日の話題へ。
まずは質問です。天ぷらやさんに行くと、おいしそうな海老やきすや野菜の横におろし生姜を天辺に乗せた大根おろしが必ず付いていますが、あれ、なんという名前かご存知ですか?
答え、富士おろし!
大根おろしの上におろし生姜を乗せて、一緒に汁を絞りながら富士山の形にします。山の形でなければ、ただのおろし。これからは美しい富士おろしに挑戦してみましょう。片手でやってくださいね。
では、次の質問。
沢(小川)に枯葉が溜まった様子を表現したお料理があります。それは何でしょう?
答え、沢煮椀!
細く切った大根、人参、しいたけなどの具を水辺の葉っぱに見立てているんですね。わずかに緑の絹さやや、わけぎ、この時期は三つ葉などを混ぜるとさらに自然のイメージに近づきます。澄んだ沢の岸辺に溜まった色とりどりの葉っぱを思い浮かべてお料理をすると、楽しくなってきます。この話を聞いて、沢煮椀は私の大好きなお料理になりました。
蓮根と山芋をおろして作った団子を入れてもおいしいですよ。
実は、この二つのことは、先日服部栄養専門学校で行われた、アジア各国の大使や公使夫人の日本料理講習会で、講師の先生が話していらしたことなのです。
メニューは、刺身、天ぷら、巻き寿司、沢煮椀と、基本的なものばかりだったけど、知らないことが多いのに我ながらビックリ。
そして、名前の由来や、背景などを知るとお料理への興味がさらに増すことも、改めて実感した次第。子供たちもきっと、こんな話しをしてあげると喜ぶのでは? お料理に興味を持ってくれると思いますよ。
そのためには、大人ががさらに面白くならなければだめですね。
皆様、来年もよろしくお願いします。
