« 2007年05月 | メイン | 2007年07月 »

2007年06月 アーカイブ

2007年06月15日

ギリシャに行ってきました! Vol.1

唐突ですが、ギリシャに行ってきました。

4000年の歴史を、これでもか! というくらいにお腹に収めてきたのだけど、やっぱり、今朝もお腹はすく。うれしいことです。

The Hellenic Foreign Trade Board(ギリシャ貿易振興機構)主催の「第2回ギリシャ料理・ワイン・スピリッツ国際会議 - ケラズマ(おもてなし)」がギリシャのクレタ島で開催され、津貴子先生がパネラーとして出演しました。
私は、この会議を取材するために同行。美味しいものをたくさんいただき、美しい景色を堪能させていただきました。

というわけで、6月はスタートが出遅れましたが、ギリシャの報告、いたします。

まず、1回目は、クレタ島の素敵なディナー。

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%20202.jpg

ビザンチン様式の美しい教会に、テーブルと椅子がセットされていました。
世界中から集まった、食の関係者、プレス、それから地元の方々を招いての大ディナー。
総数550名。しかも全員着席。
このおもてなしがギリシャ、クレタ島伝統のものだそうです。
ライトアップされた、ビザンチン様式の教会は幻想的で、まるで夢でも見ているよう。
この場に参加できたことを神に感謝です。

この大ディナーが終わったのは、夜中の12時過ぎ。午前1時になっていたかも。
この時間でも、クレタ島の住人たちは、まだまだ、飲み、食い、歌い、踊っている!
恐るべし、ギリシャ人。

このパワーの源はやはり、クレタの食にある訳です。
詳細は次回!


2007年06月20日

ギリシャに行ってきました! Vol.2

「からすみ」って、日本のものだと思っていませんか?

古代ローマ時代に、地中海沿岸で生まれたとか。ギリシャとか、トルコとか、エジプトなどという説があります。イタリアにもボッタルガがありますよね。
当時は鯔の卵ではなく、鰆の卵を塩漬けにしたといわれています。
それが、シルクロードを、エッチラ、オッチラと少しずつ東進し、日本にやってきました。
鯔が使われるようになったのは、日本に到着してからのことだそうです。
だから、ある意味、「からすみ」は日本のものといっても間違ってはいません。

アテネ空港に「からすみ」らしきものがあったので、試しに買っちゃいました。
製品は、これ。蜜蝋に包まれています。

%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%BF%EF%BC%92.jpg

蜜蝋に包まれているのを、カットしたら、こんな感じ。

%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%BF.jpg

味はね、日本のものより、やや柔らかめ。塩もやや少なめ。
おいしいですよ。ワインならドライの白がいいかな。

ウチの近くの居酒屋には、「炙りからすみ」というメニューがあって、生の大根と一緒に出てくるのですが、これが、涙が出るほどうまい。いつも必ず二皿は頼んじゃいます。だから、ここに行くと、必ず日本酒にしちゃうんですよね。

ってな訳で、ギリシャのからすみも炙ってみました。軽く炙ると、イケル。でもやっぱり塩がちと甘いかな。
ちょっと失敗して炙りすぎちゃったら、炙り明太子に似てきちゃいました。それはそれでおいしいのだけど。

皆さん、炙りすぎにはご用心! ですよ。

これから、ギリシャに行かれる方はお土産におひとつどうぞ。
でも、よーく探さないと見つからないから、ぜひ、上の写真をご記憶にとどめおき下さい。

2007年06月27日

ギリシャに行ってきました! Vol.3

クレタ島では、一般のお宅でお料理を見せていただくというプランもありました。
ギリシャ貿易振興機構さん、粋な計らいをしてくれますね。
プランに参加した人数は約100人。1軒につき、20~30名くらいのいろんな国の人々が押しかけて、キッチンの中まで入り、郷土料理を作るところを見学することに。
小さな町の数軒のお宅が協力してくださったのですが、こちらのお宅の方々もすばらしいですね。

私がお邪魔したのは、ウラニアさんのお宅。
こちらはウラニアさんちの裏庭、ではなく表玄関。

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%95%E3%82%93%E5%AE%85.jpg

赤いちっちゃなエプロンがかわいいでしょ。

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%82%A2.jpg
キッチンの広さは約6畳ってとこでしょうか? 
コンロと流しが離れていて、システムキッチンになれた日本人の目からすると、なんだか使いづらそうだけど、その間にダイニングテーブルがあるのですね。これを調理台に利用すれば・・・・・・、いいかも。

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%20%E6%B5%81%E3%81%97.jpg %E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%AD.jpg %E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E6%9A%96%E7%82%89.jpg

下はウラニアさんが作ってくれた、オクラのお料理。

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%A9.jpg

茹でて、ハーブをたっぷり使ったトマトソースで和えてあります。
「オクラ」は、ギリシャでも「オクラ」といいます。これホント!

町を歩くと、道のあちこちに、老若男女が集まっておしゃべり。

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93.jpg

%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E5%8F%96%E6%9D%90%E4%BA%BA%E3%80%85.jpg

男たちは、ギリシャのお酒、ウゾやラキを飲んで遅くまで楽しんでいます。おつまみはオリーブ、チーズ、パン、トマトといたってシンプル。
この近くのレストラン(住宅街の中)では、深夜1時になっても、歌って、踊っているグループもありました。若者ではありませんよ。みーんな、おじちゃん、おばちゃん。
パワー、あるよね。

これが、4000年の昔から引き継がれている、クレタ島の健康法なのだと思いましたよ。
自然たっぷりの食事と、このご近所同士のコミュニケーション。
ストレスなさそうですよね。

ご近所から苦情、来ないのかしら?
こんなこと考える自分が情けないです。はい。