「からすみ」って、日本のものだと思っていませんか?
古代ローマ時代に、地中海沿岸で生まれたとか。ギリシャとか、トルコとか、エジプトなどという説があります。イタリアにもボッタルガがありますよね。
当時は鯔の卵ではなく、鰆の卵を塩漬けにしたといわれています。
それが、シルクロードを、エッチラ、オッチラと少しずつ東進し、日本にやってきました。
鯔が使われるようになったのは、日本に到着してからのことだそうです。
だから、ある意味、「からすみ」は日本のものといっても間違ってはいません。
アテネ空港に「からすみ」らしきものがあったので、試しに買っちゃいました。
製品は、これ。蜜蝋に包まれています。

蜜蝋に包まれているのを、カットしたら、こんな感じ。

味はね、日本のものより、やや柔らかめ。塩もやや少なめ。
おいしいですよ。ワインならドライの白がいいかな。
ウチの近くの居酒屋には、「炙りからすみ」というメニューがあって、生の大根と一緒に出てくるのですが、これが、涙が出るほどうまい。いつも必ず二皿は頼んじゃいます。だから、ここに行くと、必ず日本酒にしちゃうんですよね。
ってな訳で、ギリシャのからすみも炙ってみました。軽く炙ると、イケル。でもやっぱり塩がちと甘いかな。
ちょっと失敗して炙りすぎちゃったら、炙り明太子に似てきちゃいました。それはそれでおいしいのだけど。
皆さん、炙りすぎにはご用心! ですよ。
これから、ギリシャに行かれる方はお土産におひとつどうぞ。
でも、よーく探さないと見つからないから、ぜひ、上の写真をご記憶にとどめおき下さい。
