今日は、土用の丑の日です。
ちょっと、調べものをしていたら、丑の日になぜ鰻を食べるようになったのかという、面白い話に行き当たっちゃいましたので、ご紹介!
丑の日に「鰻」というのは、バレンタインにチョコレートのように、販売戦略の一環であったということをご存知ですか?
江戸時代、日本ではあまり「鰻」が売れなかったので、ある鰻屋さんが、蘭学者であり発明家としても有名な平賀源内さんに「鰻」を売る方法を相談したのだそうです。
すると源内さん、「夏バテ予防のために、土用の丑の日に“う”のつくもの(鰻)を食べよう」と、今でいうキャンペーンを発案しました。なんと、それが大ヒット。おかげで、今日も私たちは「鰻」を食べることができるわけです。
ただし、キャンペーンがこれだけ、長く続くというには、それなりの理由があるはず。
実は源内さん、蘭学者であり、発明家であると同時に医者でもあったのですね。
だから、「鰻」にはたんぱく質、ビタミンB類が多く含まれており、それが夏バテや食欲減退には大いに効果を発揮するということをちゃんと承知していたと考えられます。とても理にかなった食の提案だったわけです。
夏バテに「鰻」という習慣は、江戸時代よりもっと古く、万葉集(7世紀後半)の大伴家持の和歌にも詠まれているんですって。つまり、夏バテに「鰻」がいいことは源内さん以前から知られていた。それでも、江戸時代は売れずに難儀をしていた。
これは見方を変えれば、同じものでも、売り方次第ってこと。
最近の鰻業界は、二の丑(土用に丑の日が2回ある年があるので、2回目の丑の日)、又は、寒の土用の丑の日(冬の土用の丑の日)にも「鰻」を食べようというキャンペーンを始めつつあるそうです。
さて、2匹目のドジョウならぬ、鰻はいるのか?
ちなみにこれは、昨年の7月食育ラボの身体にやさしい豆腐料理で紹介した「うなぎと豆腐のあっさり煮」です。

