都城から日南や南郷へ行く時には、国道222号線を使います。
昔は、険しい山の中を通る、昼なお暗い山道でした。
片面は崖。通る人もほとんどなく、珍しく対向車が現れた時は、崖からの墜落を覚悟しなければならないくらい。もちろん舗装などされてなく。
昔、父の車で通った際、山賊が出るのでは!? と、ものすごーく怖かった思い出があります。
それが、1990年代に道路が整備され、きれいな道になっているんですね。
今年も、ここを通ってダイビングと釣りに出かけました。
そこで、見つけた「坂元の棚田」という案内標識。
実は私、あるテレビ番組を見てから、棚田に魅せられてしまいまして。
最近は「棚田が欲しい! 棚田が欲しい!」とつぶやいています。
そんな折に、故郷で思いがけなく見つけた標識。
場所は、国道222号線沿い「道の駅 酒谷」のまん前から、細い道を入って約3kmのところにあります。
「坂元の棚田」は、「日本の棚田百選」に選ばれているのだそうです。
ちなみに、百選の中に宮崎県では11地区も選ばれています。
拍手!!!!!!
同乗者(父と夫と弟)に頼み込み、帰りに寄ってもらいました。

「ガソリンがない!」とあせっている夫(道路はきれいになっても、ここから都城に向かう道は山の中。GSは当分ないのです。)を車に残し、棚田見学者用の駐車場から棚田の写真を撮りに、上り坂をダッシュ!
こんな場所があったんだ。
ここの棚田は整然と並んでいます。
稲はまだ青く、穂の姿はまだ見えません。
周囲を深い山に囲まれていて、なんと美しい!


宮崎出身とはいえ、ここまでの田舎の景色を見たことは、あまりなかったかな。
「嘘!」と言われそうですが、ホントなんです。恥ずかしいですね。故郷のこと知らなさ過ぎ!
時間が、とても緩やかに流れている感じがしました。
下の写真奥の山の中腹には展望台があります。棚田の全貌が望めるそうです。
今回私は下調べが足りなくて、ガソリンがないという緊急の中で出かけたため、夫の強固な反対にあい、展望台は断念。次回は必ず!
今回、横浜から都城まで車で帰ったわけですが、行程では、たくさんの田んぼを見ることができます。稲の状態は皆ここと同じくらいの成長状態。
キレイな緑が、そよそよと風に揺れる様子はあまりにいとおしい!
大切にしなきゃと、心から思うんですよね。
それで、大切に食さなければと。
日本の主食ですものね。
政府の減反政策や、後継者不足で、今、棚田が危機にあるそうです。
残したいですね。この美しい、原風景。
それにしても、何年振りでしょう、坂道ダッシュ!
息切れがなかなか止みませんでした。改めて、運動不足を実感した次第です。
